カル会

芸術家日常

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ブニン

  私の昼が来た。すべての人に昼が来た。いや、すべての人、というのは言い過ぎた。日本と同じタイムゾーンに入っている国の人々で12時前後を「お昼」と定める人々の間にだけ昼が来たのだ。そして私は昼なので社員食堂に向かった。昼飯を食べるためである。昼に食べるから昼飯と言う。シンプルですね。英語で昼は「ヌーン」だが昼飯のことは「ヌーン・ミール」とは言わない。「ランチ」という。夜は「イブニング」だが夕飯やっぱり「イブニング・ミール」ではなく「ディナー」という。日本語よりも遥かに複雑である。きっと彼らは頭がいい。もしくは馬鹿なんじゃないか。物事はもっとシンプルでいい。目に見えるものすべてに名前をつけていたら疲れてしまうではないか。というわけで私はシンプルに社員食堂に入ってシンプルに「鶏の竜田揚げ」とご飯を食べるのでした。この付け合せのパスタがちょっと気が利いていたのでここに書いておこう。普段人はパスタと聞けば何をつけじるとするだろう?ミートソース、オリーブオイル、明太子?ノーノー。今日の付け合せのパスタはかつお節だったのだ!それも派手な感じではなく、鈍感な人なら素パスタとしてスルーしてしまいそうな地味目の味付けでのかつお節パスタである。なーんだよー、できるんじゃん!創造性、あるんじゃない!わじしが求めていたのはつまり、そういうことなのよね。少ない手間で驚きを。でもこういうサプライズはたまにでいいのさ。毎日期待したってそりゃ相手も疲れるだろうから。私も目がしばしばする。疲れているのかもしれない。午後に呼び出しがかかった。怒られるのかもしれない。心当たりがありすぎて逆に堂々としてしまう。うらーらー!
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  1. 2010/08/31(火) 19:31:38|
  2. 社員食堂
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の、い

  酢豚を食べた。うちの近所の、いつもの中華料理屋である。夕飯に何を食べようか、判断に迷っていたのだけれど帰りの電車に揺られながらなんとなく「から揚げを食べている私」「ナポリタンを食べている私」「酢豚を食べている私」と順々に想像して行ったところ、「酢豚、いいんじゃない。」と脳の方からゴーサインが出たので酢豚にした。脳さんは頼りになる。心が疲弊して何も考えられない時でも脳さんは何が正しいか教えてくれる。心ってのはいい時ばっかり調子に乗るから全くあてにならないよ。時代は「脳」だね。昆虫とか、脳を持ってない生物もいるみたいだけど。あるなら使った方がいいよ、結構便利だから。というわけで私は近所の中華料理屋で酢豚を食べた。事前に脳でシュミレートしたものと寸分たがわない。さっき食べたものだ。さっき食べたことをシュミレートしたものだ。食べながらの既視感。それでもいいさ。人は自分の想像の外では生きられない。だからこそ自分の中の世界を現実の世界よりも常にスケールを大きく持たないとね。楽しい現実を前にしてもその楽しさを捕えられない。うちに帰ってコーフィーを飲もうか飲むまいか30分迷ってから「こんなことに30分迷うなんてバカのすることだ。」と飲んでしまった。迷いというのは考えてばかりだと迷う。決断をしても迷う。行動に移せばもう迷わない。わかっているのに、肝心なことに対しては中々出来ないのよね。こういう時は脳ではなくって心で動かなければいかんのよね。わかっているのに。わかっているのに。
  1. 2010/08/30(月) 21:37:15|
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ーミーコ

  オムレツとウインナーとご飯でもって昼飯にしよう。社員食堂で。と思っていたのだけれどオムレツが無かった。社員食堂ではたまにメニューにはあってもモノが用意されていないことがある。今日はオムレツがそれにあたった。でもオムレツに代わるものは置いてあった。それは「カニクリーミーコロッケ」、「カニクリーム」では無いようだ。そのように自己主張していた。きっと以前「クリームではない!」というクレームがあったのだろう。だから「クリーミー」と語尾を濁している。全く日本という国はつくづく暮らしづらい。たとえ500人が便利だと思っている事象があっても1人が「やめろ!鬱陶しい!」と声を上げると499人の利便性は無視して物事を使いづらくしてしまう。その結果が今の日本だ。電車に乗ると始終あれをするなこれをするな、指を挟むから気をつけろ、ああ、やめろ!鬱陶しい!文句を言った人間だけに便宜を図るという珍妙な文化が成立しつつある。見ろ、情けない。それがこの「クリーミーコロッケ」だ。自らを「クリーム」と主張することすらできなくなっている。そのうち「日本人」の定義もあいまいになって「どうにか日本国に関係がありそうな人間のような人」みたいになってしまうのかもしれない。怖いね。困るね。いや、困りゃしないか。ともあれ私の考えは崩れてしまい、カニクリーミーコロッケとウインナーで昼食とした。崩れてしまった当初のアイデアだが、別に崩れたことが惜しくないようなそんなような味だった。割に満足してしまった。食べ終えたのでオヒスに戻る。「オムレツはどうでした?」と同僚が聞くのでこういうわけだった、と説明すると「骨でしたね。」と言われた。これは私が朝、面倒な仕事が来た時に「こいつは骨だな。」とつぶやいたのを聞いていて真似しているのである。でもあんまり意味がよくわかっていないのか変な使い方をする。「うわー!骨!」とか言って書類を整理したりしていた。
  1. 2010/08/30(月) 13:06:17|
  2. 社員食堂
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にエク

  夏柑糖という夏蜜柑をくり抜いて中にゼリーを入れた菓子を手に入れたので祖母の家に持って行く。この夏柑糖、名前の通り夏しか売っていない。そして去年、私はこの菓子を求めて何回か店の前に来たのだ毎回売り切れていた。それが今日偶然手に入ったのだ。それも「あと2,3日で終わりなんですよ。」と言っていた。これはもう飯島、天に愛されているとしか思われない。さっそく買って祖母のところに持って行く。この菓子は一個で5人前くらいあるので一人では食べ切れぬ。いや、飯島なら食べられるが実はこの夏柑糖の前にエクレアを一つと杏仁豆腐と涼やかゼリー一つを購入したので全部食べると何人前になるかわからず、怖くなったので人と分かち合うことにしたのである。基本的に私は自分のことしか考えていないということがよくわかる流れである。飯島、ひどい男。自覚もある。自覚があるのにひどいをやめない。まさしく最低最悪。だから指摘されても「そうですよ。」で終わってしまう。ああ、良い人間にはどうしたらなれるのか…。(なる気がないからなれないのですよ!)というわけで家に帰る。パンを買って帰る。自宅に戻ると撮影用の小道具のピストル型ライターが届いていた。銃を撃つみたいに火がつく。ボシューってすごい音が鳴る。でも写真に銃っぽく写ればいいだけなのだ。火の機能はいらない。しかし。これが意外と便利なのだ。私はものを燃やす作品が多いのだがこれならピンポイントでものを燃やせる。制作用にもう一丁買おうかな。二丁拳銃でものを燃やす飯島。決して人に見られたくない姿である。
  1. 2010/08/29(日) 19:23:57|
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てロー

  用があって新宿に来た。そこでまずは昼飯を使う。事前に調べておいたうまげな串カツ屋で食べようかと思ったらば事前に調べていたのと違って休みだった。ほうかほうか。ま、そういうこともあろうな。久しぶりに迷わなかったと思ったらこういうことがあるので飯島の人生は侮れない。でもそこで嘆き悲しんで食欲減退、新宿の路上で死んでしまうようでは飯島は務まらない。似たようなもの、ということで手近にあったトンツカ屋に入ってロースカツ定食を食べた。手近だっただけあって、普通のチェンー店だった。食べても何も沸き上がって来ない。なんだか損をした。新宿はあまり出てこないのにこのような店に入ってしまったとは。飯島の「うまいもの感」も随分鈍ったものとみえる。というか元々かなりのズン鈍りなのであまり変化が無いと言った方が正しい。食べ終えて外に出ると無暗と暑い。太陽が、地球が、人間にイヤがらせをしているようだ。ま、自業自得ではあるから仕方がないのかもしれない。ただ、私はあんまり地球をいじめた感覚は無いのだけれど。でも、いじめを行っている当人というのはえてしてそんなものなのかもしれない。いじめられた地球は忘れずにいて忘れた頃に仕返しされる。怖し!でも、仕方なし!というわけで暑い中を歩く。全身から変な水が出て歩いていると凄く疲れる。
  1. 2010/08/29(日) 13:07:08|
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でエ

  髪を切った。出来あがりを美容師さんに「和菓子みたい!栗饅頭みたい!」と言われた。つまり、そういう髪型になった。おいしそうな髪型である。そんな頭でエビチリ弁当を買って帰って食べました。なんか疲れた。今日は朝からずっと疲れていた。それなのにあんまりうろうろしたから明日は発熱するかもしれないな。ぽっぽぽっぽ。どうにも最近、というか数カ月、体調が整わなくていけないね。髪を切られながら「頭を使いすぎなんじゃないですか?」と言われたりしていたが、「頭を使わなすぎ」の間違いじゃなかろうか。そこまで私は頭を使っていない。この程度で悲鳴をあげるような脳ならばとっととシャットダウンして来世の脳に期待したい。ともあれ原因がまだはっきりしない体調不良なので恐ろしい。パタリと死ぬかもしれないな。それは願ったりかなったりだ。病院で原因がはっきりすると長く生きさせようとするかもしれない。そうなると迷惑この上ない。仏ファンの私としては一時も早く入滅したい次第である。エビチリ弁当はさしておいしくなかった。だからと言って何が食べたかったかというものは、特に無い。
  1. 2010/08/28(土) 22:19:07|
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、だ。

  ワッフル屋に行こうと思っていた。そしてワッフルの上にヴァニラアイスクリームを乗せてもらってメイプルシロップをしゅっしゅっとかけてもらって食べるんだ!と思っていた。でも、思っていただけに終わってしまった。というのもワッフル屋は恵比寿の外れ、代官山の方にある。ということは、だ。そうです。また油断しました。「代官山なんて所詮は徒歩圏内、恵比寿に毛が生えたような場所なんだから地図を用意するまでもない。」相変わらずである。というか朝、同時に地図を観て同時に思ったので私には成長する時間がなかったのだ。なかったのだ!と言い訳を是非させていただきたい。ともあれ見つからないワッフル屋はすぐに諦めてプランBである。迷い慣れている私は君たちとは違うのだよ!ワッフルは諦めて前に食べそびれたたい焼き屋へ行く。気温36度を超える猛夏日に露天で熱々のたい焼きを食べるのだ。私の根性をどう思うよ?というかバカさ加減か。たい焼き愛と言ってもいい。私みたいな人がいなければたい焼き屋は夏を越せなくてドンドン潰れてしまう。だが飯島がやってきて買っていくから「たい焼き」は日本文化の華として通年食べることが出来るのだ。自分に都合がいい時だけたい焼きを求めるのではない!暑かろうが腹一杯だろうが喰え!たい焼きを!そして粒あんと抹茶味を食べながら歩いていた。そうしたら出会ってしまったのだ。私が当初探したワッフル屋さんに。ええー。ここは見つけちゃダメでしょー!だって見てよ、ミー。たい焼き食べてる。しかもまだ一個目。これから二個目も食べるのに。ワッフル屋さん。ええー。どうするの?入るの?ううーむ。ここは。入らない!だって粉物二つ食べてまた大きな粉物では飯島の身体が持たないよ。近所だし場所もわかったからまた日を改めて来ることにしましょう。というわけですり抜けて歩いていると喉がかわいてきた。歩きたい焼き二個をやっていて喉が乾かないという人間はそもそも喉が無い人間だけである。飯島と言えば喉のある人間である。だからもうかきむしりたいぐらいに喉が渇いた。というわけで手近にあったキャッフェに入ってパンケーキ+クレープ+アイスと飲み物のセットを頼んだ。そんなについてきてなんと1000円だったのだ。1000円だったのだ。1000円だったのはいいけれど、ワッフルをスルーしてこれかい。流石は欲望の街、東京。私はまんまと罠にはめられた。自分で掘って自分で落ちた。でも、パンケーキが良かった。ここのパンケーキ「Mr.Friendly」と名付けられた三頭身の人型をしていて、そのままでは大きく口に入らないのでどうしても首を切り落とすことになる。ひどい。人間として生きることの残酷さを身に染みて感じる。Mr.Friendlyは身を呈してそれを教えてくれたんだ!ありがとうMr.Friendly!食べ終えて店を出て美容院に行く。予約してある。
  1. 2010/08/28(土) 15:30:46|
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けで汗

  恵比寿に中々面白い和風カレーを喰わす店があると聞いた。ふむ。いいね。今日は恵比寿と目黒の間のギャラリーに作品の納品があるからその後行ってみよう。というわけで汗だくになって私の作品8点を預けてから恵比寿に向かう。そしてカレー屋に向かうのだけれどそのカレー屋が見当たらない。また私の悪い癖が出て「徒歩圏内である恵比寿程度なら地図を用意する必要も無い」とウェブで一回チラッと地図を見てそれで終いにしてしまったのだ。もちろん方向音痴の私が俯瞰図をチラ見した程度で目的地にたどり着けるほど東京の地形は甘くない。もう何百回となくこの身で知った事象なれど、いつまで経っても私は覚えようとしない。無駄に自信過剰で油断しやすい性格です。ともあれカレーにたどり着ける可能性はほとんど無いので別のものを食べることにした。海鮮丼だ。駅前の店が様変わりして海鮮丼の店になり「いつか行こう」と思っていがその「いつか」がやってきたのが今だったのだ。行ってみると折よく「今日の丼」はハマチであった。私は大のハマチ贔屓であり、白身魚の癖に脂ノリノリなところがいい。ギャップの美。モデル系黒髪ロングのお姉さんが、喋ってみると実はテンシオンの高いアゲアゲガールだったみたいなところがいい。というわけでお店に入ると「雰囲気」などという言葉からは一切遠い、捕虜収容所の食事施設のような店内だった。色気がまったくない。壁際が全てカウンターになっていて安い椅子がそこに無造作に並んでいる。私は少したじろんだ。オシャレ過ぎて味がおいついていない料理屋というのは巷に多いが、雰囲気をまるで考えない店というのはそれはそれで哲学が無いような気がする。でも出てきたハマチ丼の「ハマチ」は素晴らしかった。隣で営業している魚屋のハマチを多分仕入れてすぐにさばいているんだろう。売れなくなったハマチを隣の店で解体して出しているとは思いたくないし、思えないような味だ。信じよう。人間を信じよう。でも魚屋の性なのか魚は気にしてもご飯がどうにも微妙だった。硬めの炊き方は江戸っ子気質で好感が持てるのだがいささか硬すぎる。米が古いんじゃないか?ってぐらい硬い。少しパサついていた。でもまぁいいじゃない。そんな細かいことはいいじゃない。ハマチ丼を食べるじゃない。この徹底した無味乾燥さ。女の子を連れて入るなんて考えもできない内装、ある一つの層以外を全部拒否したマーケティングセンス。いいね。光ってる。生き残りたければ全員にいい顔をしてもしょうがないものね。
  1. 2010/08/28(土) 12:50:36|
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い、ハン

  ハンバグーを食べて帰った。何を食べて帰るか何も考えずになんとなく駅前の洋食屋に入ってみると斜向かいの親子がハンバグーと何かの揚げ物を食べていたのだ。ふむ。私は揚げ物はいらぬがあのハンバグーは魅力的に見える。どうだろう。いいじゃない。食べようじゃない、ハンバグー。というわけで給仕の人を呼んでハンバグーをくれるように頼んだ。しばらく待っているとハンバグーの前にわかめサラドが出てきた。ハンバグーなどを頼んで「サラド付き!」とか言っていると結構ハンバグーがサラドの上に乗っかってしまっていたり、サラドでなくて単なる付け合わせのことをサラドと呼んでいたりして悲しくなるものだが、この店は単体の皿にこんもりサラドを盛ってきてくれる。あまりの盛りにこんなに食べたらハンバグーが食べられへんくなるんじゃないかと思われると思うほどにだ。それはとても素晴らしいことです。私がもし、ノーベル賞の人だったらば「ノーベルサラド賞」を出すところだ。だけど違う。人類は良かったな。そんなところに人類の貴重な労働力が使われるところだったのだ。感謝せよ!私に。もしくは私以外の全てのものに。サラドを食べ終えるとハンバグーが来たのでハンバグーを食べる。ああ。おいしいのね。とってもご飯に合うのね。ハンバグーは存在してもご飯が存在しないハンブルグの人々のハンバグーってどんな具合かしら?あちらさんのようにハンバグーをパンで食べるとそれはそれでおいしいのかもしれないわね。言下に「飯最高!パン最低!」などと否定しないところに飯島の度量の広さがうかがえる。でも今の私には飯がいい。ハンバグーの友は飯がいい。今夜の飯はいわれもなくうまい。理由なんてまるでわからないし知らないしどうでもいい。理由があって好きなものは本当に好きじゃないんだよ。本当に好きなものは理由なんてわからなくって、そもそも好きかどうかもわからないものなのさ。そうやって生きているとね、自分の中であいまいなものはとりあえず好きでいられるからいいよのね。
  1. 2010/08/27(金) 21:57:08|
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噌、い

  物凄くまずい鶏肉だった。社員食堂で私は食べた。それは鶏肉の味噌漬け焼きで、元々は何か別のものを食べるつもりが味噌漬け焼きを一目見た瞬間に「味噌、いいじゃない。」というわけで頼んでしまったのだけれどもう衝撃のまずさだった。脳が痺れた。このまずさは絶対に詳しく描写せねばなるまい!と思ったのだけれど脳が痺れてしまって「マズイー」以上のことが考えられない。これは十年以上日記を書き続けている私への挑戦状だ!と思ったのだけれどやっぱり、マズイーとしか思えない。何がどう具体的にまずいのかよくわからないが身体が全力で拒絶している。今はもう食べていないので冷静に昼食を振りかえられると思うのだが、それでもどうしてだろう全く細部が思い出せない。食感はどうだったか。確かぶよぶよのブロイラー的な食感だった。香りはどうだったろう。ウソ臭い偽味噌みたいなにおいがした。見た目はどうか。ああ、ダメだ。どんな外観だったのか思い出すことすらできない。まずくてまずくてそれでも死んだ鶏を残すなど私のモラルが赦さぬのでなんとかかんとか最後まで食べたがあんなに厳しい食事は久々だった。毎度の食事があんな苦痛に満ちたものだったら私はとっくの昔に命を絶っている。ああ、今の飯島が大人で本当に良かった。多少の食費はかかっても外に出てうまいものを食べることが出来る。だが社員食堂よ、君たちは社員のためにあるのだろう。それを人生に絶望させ、儚い一生を更に短くさせようだなんて、残酷じゃないか。せっかく生まれてきたのだから人生を有意義に使わせてくれたっていいじゃないか。これでは死んだ鶏も浮かばれない。ああ、悲劇。なんという悲劇。しかしこの悲劇は私の自意識から生まれた悲劇なので完全な悲劇にはならない。完璧な悲劇は自意識が存在しない状態でなければ成立しない。だから私の悲劇はいつだって喜劇的な色合いを帯びて鶏の死もなんとなく滑稽で、残酷さは笑いにまみれて、そして近代を抜けた先の現代はまだ続いているのです。
  1. 2010/08/27(金) 12:51:22|
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来メガ

  夜にラメーンを食べる。ちょっと店を覗くと私が勝手に「出来メガネ」と呼んでいる名人がいたので今日のはいいぞ。期待できるぞ。と思って店に入ったら今日は出来メガネ、完全にフロアーで接客に徹しており新人らしき人の麺指導に入っていた。麺を茹でていると小言でそっと「違う…!」とか「そこは…!」とか指導してる。出来メガネー、ユーが作ってよー!だがいつまでも出来メガネ頼りではもし、出来メガネに何かがあった時に後を引き継げる人間がいなくなってしまう。そうだ、新人よ。お前が第二の出来メガネになれ!で、出てきたラメーンがなぜか想像を遥かに上回る熱さだった。一口含んで「ぶべろっ!」ってなった。でもそこで噴き出したり麺を冷まそうとカバンから小説を取り出して2,30ページ読んだりはしない。そんなことをしたらのびるから。この熱に耐えられない人間はそもそもラメーンを食べる資格が無いということだ。というわけで我慢して食べる。思えば私は随分痛みに対して我慢強くなったものだ。精神的にはいつまでもブチ切れやすい「病み犬・飯島」と言われるほどだけれど肉体的な痛みに関しては割とどうでもいい。いけないね。怒りは人を愚かにする。怒りは人を負け犬にする。そんな私がラメーンを食べて汗をかいている。こんなに汗をかくなら「スポーツイーティング」として何かの競技に出来るんじゃないか。あるいは出来ないんじゃないか。やっぱり無理かー。歩いて帰る。夜だけど、暑い。日本の夏は、暑い。自宅でクーラーのスイッチを入れても冷えるまでは暑い。祈りながら冷風を待つ。
  1. 2010/08/26(木) 21:42:45|
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ーは得

  最初はパスタを食べようと思っていた。社員食堂で。でも気が変わったのだ。今日は帰りに麺類を食べよう。だから昼は麺を避けるのだ。だがしかし、レギュラーメニューは得体のしれない巨大魚「アカマンボウ」の別名である「赤魚」やらぺらぺらだし奇妙な色のドレッシングがかかってるしでこれでもかと食欲を減退させてくれる「豚しゃぶ」などである。あまり食指が伸びない。だから私は納豆と白飯をいただくことにした。でも納豆が無い。納豆があるべきところに「納豆をご希望の場合はスタッフにお声をかけてください」という看板だけがあった。納豆が無い!そこで私は看板を手に取って看板を白飯に突き刺して納豆の代わりとする。ようなことはしない。看板はそのように使うためにおいてあるのではないのだ。私に何事伝達したいことがあってそこに日本語が記されているのである。なんとも人類は便利なものを生み出してくれた。おお、文字よ文字。そして声。私はその声を使って「納豆をくれまいか。」と白米ブースの人に頼む。するとブースの人は「ほらよ。」と言った風情でパックからプラスチックの器に納豆を入れて手渡してくれる。なんか目の前でやられると微妙に損した気分になるな。ほんでご飯もよそってもらって更にカボチャコロッケとホウレン草の小鉢を貰って食べ始めたのですが意外な伏兵がカボチャコロッケ。無論ダメな方の伏兵。私が手に取ろうとすると「揚げたてですよ」的な雰囲気で後ろから食堂人が大量に持ってきたのでそちらから一つもらったのだけれど、別に揚げたてでもなんでもなく「電子レンジから出てきたて」みたいな感じで不自然な熱々さが中から顔を出して飯島げんなり。無駄なあがきならやめてよね。これならば冷え冷えコロッケの方がいいわいな。でも納豆はいつもの社員食堂の納豆よりもおいしいような気がした。目の前でパックから出してくれたかもしれない。とれとれぴちぴち、パックから出たての新鮮納豆菌だよぅ!いいね、いいじゃないのさ。私の腸内で発奮しておくれ。私も菌に負けぬように発奮するよ。今日は異常に忙しいよ。忙しさのピークは昨日だと思って同僚に「わたくしの不在中はよろしくたのむよ」などと言っていたのに今日の方が忙しいようだ。この多忙、死ねる!
  1. 2010/08/26(木) 14:17:15|
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うなグレ

  お手伝い先でお夕飯をいただいた。それもかなりいいお値段のお夕飯をいただいた。お手作りのすき焼きだ。それも飯島家ではとんと見かけないようなグレイト肉のものをいただいてしまった。恐縮です。でも作るのを手伝う時に少しく不安であった。すき焼きの味付けが、わりしたで煮詰めるように作る「飯島式」ではなく具材を直接鍋で炒めるようにして野菜から汁を出す、「その家式」だったのだ。それではすき焼きというにはちょっと味が薄くなるんではないか。でも人の家で自分の流儀を押し通すのはあまり品がいいとは言えない。それに私も料理の現場を離れて久しいのだ。昔の勘でしゃしゃりでるには自信も見識も何もかも足りない。そこでしっとり押し黙って言われたことのみを遂行するマッシーンとなってお手伝い。出来あがったので食べるのです。するとどうだろう。やはり味付けが少し薄いように感じられた。あ、でも大丈夫。わりしたを後から入れればいいんです。そして少し煮立たせて、一回冷まして味を染み込ませてからまた温めればいいんです。とはいえテーブルに若い衆がいると、この「一回冷まして」が出来ない。冷まそうとしているのにどんどん具材を入れて全然味が染みていないのに食べ始めてしまう。おーのう、おーのう。あとはもう流れに乗って私も生煮えの肉などを喰ってぴーひゃらどんどん。エゲレスの風物の話などをしていたら時刻が随分過ぎたので家に帰ることにいたしました。バスに乗りました。バスは私の目的地のだいぶ前で自ら「終点」を名乗って止まりました。私は行き先を見ずにバスに乗ったのでした。次のバスに乗りました。次のバスは自宅の前までやってきました。あー、良かった。家に帰って飲むお茶のうまいこと。
  1. 2010/08/25(水) 23:40:25|
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まれ年

  桜新町にお仕事の手伝いに来た。するとどうだろう。手伝っていたら昼になった。昼になったら食べるよご飯。ということで外に出る。手伝いに来ているところは社員食堂が無いので桜新町の町の部分で食べるのです。ぶらりぶらり。あまり詳しくない町で予備知識なしに歩く。ここはどうだろう、いいやあすこはどうだろう。だいぶ歩いてから私は一軒の蕎麦屋に入った。「創業大正3年」とある。こりゃあすごいぞ。私よりも年上だ。下手を打つと私のお爺様よりも年上だ。母よりも多分年上だ。私は自分の血族のくせに両親もその上の両親も生まれ年月や死に年月をまるで覚えていない。実をいうと私自身の生まれ年月もあまりキチンと覚えていないのでたまに間違える。±3歳くらいはよく間違える。でも大正3年は凄いね。絶対私より年上だ。というわけで入って私はその老舗に入って蕎麦を頼む。それも「鬼ネギそば」というすごげなものを。大正3年からの「鬼」は凄みがある。私は中学時代になんでもかんでも話の頭に「鬼」をつけて「たいへんなことである」ということを表現していたが中学3年でもうやらなくなった。それが!大正3年!こいつは剛毅な話である。どんだけネギが盛られてるんだ。と思ったら本当に想像を絶するネギの盛られ方であった。麺が全く見えない。そこへつゆをかけて食べよといわれたのだけれど、ネギが凄すぎてつゆを投入してもかかっているんだかかかっていないんだかわからない。加減ができずにつゆを全部ぶち込んだら少ししょっぱくなった。まるで人生のようだ。これは便利なフレーズだ。持て余し気味の微妙なシチュエーションやシュールな場面に出くわしたら「まるで人生のようだ」と言っておけば大体それっぽい。で、見た目のインパクトは相当で何やら芝生をめくってすすっているような気分ではあったがネギが香ばしくて麺もいい感じでおいしいのでした。おいしいエーックス!なのでした。でもなぜか蕎麦屋なのに途中からかつ丼が食べたくなってまいったね。今日の夜かな。それとも明日の晩かしら?私はかつ丼、食べるわよ。
  1. 2010/08/25(水) 13:58:44|
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ジはフ

  アジフライ弁当を買って帰る。アジは好きさ。でもフラわれるとちょっとカロリーヌがビンビンになるので自重して欲しいのだけれど世間ではアジはフラわれるのが定番となっており、フラわれていないアジがあった場合は非常に高価になっていることがあるので私は断腸の思いでアジフライ。好きではあるが。カロリーヌ的には過剰よの。でも食べてみるとやっぱりおいしいものでビバ!的な。ビバ!調になってついつい食後にプリンなんか開けたりするよのね。でも、そこで気がつくの。ああ、なんということ。コンビニエンスの善男善女は私にスップーンではのうてフォークーを下賜されたということを。フォークーでプリン。ううむ、難しい。隙間から落ちるかもしれん。あるいは落ちない可能性もある。いやいや、普通に考えるなら落ちるだろうよ。と、でも待てよ。私は昔、「カレーはフォークで食べる派」だったのだ。今でもそうだ。そうなのだけれどカレー屋に行くとスップーンしか出されないので仕方なくスップーンで食べているだけで本来は「カレーはフォークで食べる派」なのである。スップーン派の人は私を嘲弄して「はは、ぼんくらが何を言っている。フォークでは飯粒やルーが隙間から落ちてしまうじゃないか。」と言ったりもするがそれは自分で物を試さぬ、勇気の無い愚劣愚昧な実証主義のなんたるかも知らぬ人類の恥さらしなのだ。落ちないよ。フォークでカレーを食べたって隙間からは何も落ちないのだよ。そりゃあ、「カレーはスプーン」という先入観や「世間の常識」と言ったものは隙間から落ちるかもしれないが、物理的なものは何一つ落ちない。だからあるいはプリンにフォークはいけるかもしれない。不可能というのは早計ではないか?ここは私の研究精神で前に出るべきではなかろうか?いいや、やめよう。色々考えた結果めんどくさくなってきた。スップーンをつけてくれなくたって我が家にはスップーンくらいいくらでもある。「いくらでも」は言い過ぎたが4,5本くらいはあったはずだ。それを使ってプリンを食べた。食べ終わったらお茶を飲む。お茶を飲むためにプリンを食べたんじゃないか、そんな気がしたね。
  1. 2010/08/24(火) 21:53:27|
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ーワー

  今日は特別な日である。同僚と二人、先週から楽しみにしていた。というのも今日は「明太クリームパスタ」が社員食堂に初お目見えをするのだ。きゃー。やっぱり明太よね。そこにクリームが加わったら最強よね。OL成分が高めの私は「明太子」「クリーム」「パスタ」というキーワードにそれぞれ反応して何度煮え湯を飲まされたかわからない社員食堂につい期待をしてしまうのだ。明太子だけではパスタにとってきつすぎる。常々感じていたところに「クリーム」の投入である。それにいくらポンコツで料理が出来ないと言っても元からあるものにクリームを加えるだけなのだ。失敗のしようがないじゃないか!はは!我が軍の勝利は目の前だぞ!というわけで同僚を差し置いてまずは私が一人で社員食堂へ堂々の入場である。そしてもちろん明太クリームパスタを貰う。貰った瞬間、私の勘が少しの危険を察知した。「明太ソースの中にタマネギが浮いている…。なぜだ?明太ソースにクリームを入れてまろみを出すだけじゃなかったのか!?まさかまた調子に乗って余計な手を…。」すっくとフォークを刺しこんで一口食べる。むむ!ああ…。ええい!なんてことだっ!いらんことをしやがってっ!思わす椅子から立ち上がってパスタを貼り飛ばすところだった。どえらいアレンジをかましてくれた。このクリームはただのクリームじゃあない。「コーンクリームスープ」だ!おかげで口の中で二つの味が混じって死体を舐めているような極めて不快な味になる。コーンは明太子の生臭さを引き立てて、明太子はコーンの野暮ったい甘味を際立たせる。一回でも試食をしたのか!?したと言うのなら試食をした人間に味覚は存在しない。生ゴムでも齧って生きていろ。ショックというにはあまりにも大きすぎる「ショック!」のせいで気が狂っていまうかと思われたが私は堪える。ここはぐっとこらえてまずは報告…!楽しみにしている同僚にこの悪い知らせを持っていかなくては…。オヒスに戻る。私「悪いお知らせと良いお知らせがあります。どちらから聞きたいですか?」では悪いお知らせから。「残念ながら、新作パスタはまずいです。」では良いお知らせは。「そんなもんありません。」…。…。クーラー「ぶおー」…。…。終業まで、きっかり5時間。
  1. 2010/08/24(火) 13:30:46|
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人は除

  それはガッカリなしょうが焼きだった。その前にまずガッカリなおしぼりが出てきた。雑巾臭い。間違えて手を拭いてしまったので手が素晴らしく雑巾臭くなった。ちょっとこれは凄い。我が家は相当散らかっているが、雑巾がこんな臭いになるまで放っておいたことはない。職場に雑巾があるけれど、やっぱりこんな臭いになったことがない。驚いた私はすぐさまトイレに行って手を洗った。「日本人は除菌除菌って大袈裟だよ!」と普段言っているわたくしだけれどもこの臭いはまるで大袈裟ではない。この雑巾を食べたら死ぬね。少なくともお腹は痛くなるね。その後やってきましたしょうが焼きも全然しょうが焼きらしくなく、「豚肉のしょうが煮」のようになっていた。全体にへなーっとしている。そしてなんだい。豚肉の分量よりもタマネギの方が多いじゃないか。これにはいくら野菜を贔屓目に見る私だってうんざりするよ。Un-z-Early!下がったテンシオンで飯を喰う。ちょっと前まで第二次大戦中の日本軍の話を読んでいたのでもう少し食べ物に感謝しなければと思ったのだけれどまずいものを喰いながらそのまずいものに感謝するというのは並大抵の精神力では出来かねる。かくいう私も無理でした。この野郎、なんてものを作りやがるんだ。作り手に対する憤怒で一杯になった私は店を出てコンビニエンス便利店でメール便を手配して帰る。メール便はちくしょう、便利だな。明後日くらいには届くかな。
  1. 2010/08/23(月) 21:21:13|
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しんば私

  月曜のせい、というだけではない。最近調子が良いから油断していたが基本的に私は不眠なのだった。昨日のはひどかった。寝ていると苦しくて苦しくて気がつくと部屋の中を歩いている。ああ、いけない。とベッドに戻るのだけれど気がつくとまた歩いている。頭がおかしくなりそうでござった。このままでは気が狂う!というわけでは私は常日頃から気が狂ったように暮らすことにした。そうすればよしんば私が本当に頭がおかしくなったとしても周りからの見た目はいつもの飯島とまるで変わりが無い。私の中は荒れ狂う嵐のようになっているかもしれないが、それは私の見えない部分なのだ。私が私の個を消してしまえば問題ない。他者から見た私は完結している。ともあれまだ完全に気が狂っていない私はどうにも頭が痛くて仕方が無い。おまけに今日は仕事が忙しくて仕方が無い。私はほど責任感から程遠い人間はいないのだからあんまり私に仕事をさせないでほしい。飯島を信用していたらおまはんら、いずれ痛い目を見るぜよ!そんな中いつもよりも大分遅れて昼に出る。出て行った先でラメーンを食べる。社員食堂である。ボスは「イライラしてしょうがないから外で1000キロカロリーのこてこてラーメン喰ってくる!」と出かけて行ったが私のラメーンは薄味あっさりのまるでうまくない社員食堂ラメーンである。「イライラしている時は高カロリーだよ!」ボスの口癖だが私はイライラすると胃が痛くなっておかゆとかが食べたくなる。つくづくイライラに向いていない人間である。そこで死ぬような顔で口を細くして麺をすする。食後にコーフィなんか飲んで本を読んでオヒスに戻る。ボスがてらてらした顔で「二玉行きたかったけど大盛り一杯でやめといたよ!」と言っていた。私は死ぬるような顔で、
  1. 2010/08/23(月) 14:00:39|
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し、疲

  私は少し、疲れていた。というのも予定を全部こなしたらば結構時間があったので高田馬場にある前から気になっていた寒天屋に行ってみたのだ。行きたいと思ったのだ。実際高田馬場駅で降りて向かったのだ。でもね。たどり着かなかったのだ。実はその寒天屋は半年前くらいから行きたいと思ってことあるごとに地図を見ていたのだ。だから大丈夫だろう。地図なんかなくても平気だろう。平気じゃなかった。この記録的な猛暑の中を何時間も歩かされた挙句どこにも辿りつかなかった。なんども熱中症で倒れるかと思い、自動販売機を見かけるたびにお茶やら水やらを買っていたので寒天屋で散財するはずのお金はすぐになくなった。そしてただただ疲労困憊してあれだけ水分補給したのに脱水症状寸前の状態になって目黒に帰って来たのだ。だから、疲れていた。コンビニで飯とサンドウィッチを買って来て食べた。脱水症状を避けるために飲んでいた水分が私に復習してきて今は食欲を圧迫している。だから私は夏が嫌いなんだ!生きているだけなのにこんなにも私を苦しめる!くそう、頭痛い!食欲無い!早く秋!もっともっと頑張って!やればできるんだから!本気だしてこっち来いよ、秋!夏はもういいから。もう充分頑張ったから!ね、休も?もうお前に誰も期待してないんだよぅ!秋だよぅ!時代は秋なんだよぅ!夏はもう、あっちいけよぅ!どうせ来年もまた来るんだろう?今年はもういいよ、充分だよ、さっさと南半球に行って向こうの連中を相手にしてろよぅ!
  1. 2010/08/22(日) 19:57:46|
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ラリーに

  恵比寿のギャラリーに行く。実はこのギャラリー、今までに7回くらい行こうと思って家を出ても全て迷ってしまってたどり着けないでいたのだ。どうにも「恵比寿」という我が家から中途半端な場所が良くないのかもしれない。恵比寿はうちから徒歩圏内であり、地元意識があるのだけれど実際はさほど詳しくもない。だから毎度地図を見ても「あーあー、あすこね。知ってる。」とちゃんと見ようとしないし、連絡先を控えておくこともしなければ地図を持って行くこともない。だから迷う。毎回迷い。2,3回迷っても懲りもせず「まぁ、前はちょっと油断したよね。でもまぁ、知らない場所でもないし…」と結局まだ迷う。今回だってわからないぞ。毎回迷いたくて迷っているわけではないが、迷った時のために体力をつけておこう。「だと思われるゾーン」に入る前に、と、開いている店に入ったら焼き肉屋さんだった。でも焼き肉ではなく、冷麺とミニ豚丼のセットを頼む。暑くて。あまりにも暑くて目の前で点火して焼く系のものが頼めなかったのだ。でもこれが意外に時間をかけられてね。30分も待たされた。他の人はただ切って持ってくるだけの焼き肉を頼んだのに私がめんどくさい冷麺なんか頼んだからだろうか。ともあれ30分経ったらまずミニ豚丼が出てきた。メニュールの写真は厚切りの豚肉がごろごろしていたのに目の前のものはなんだか薄切りのぺらぺら肉だ。なんだ。食べてみるとやたら味が濃くて肉がぺらぺらで少し微妙。そこへ来た冷麺。を一口すするとどうしたことか味が無い。いやまさかそんなはずは。二口目で遠くに味を感じた。でも、いや、そんなバカな!?あ、そうか!直前にやたらと味の濃い豚丼を食べていたからだな!というわけでそそくさと豚丼を食べ終えて改めて冷麺に向かい合うとおお、遠くにあった味が徐々に近づいてくる…。豚丼は正直微妙だったけれど冷麺は結構いけるぞ。でもやっぱり焼き肉屋だから焼き肉にすれば良かったかな。そう思いながら食べ終えて店を出てギャラリーに行く。すんなりたどりついた。今まで私はどこに行こうとしていたのか。7回の迷いはなんだったのか。展示を観た。外国の人が日本に来て撮って行った写真らしいが私の方が随分いいぞ、と思いながら観ていた。でもまぁ、私も唐突に「バングラデシュに来てくれ。」と言われて行って一発撮りをしたらあんなもんかもしれない。ふーん。観終えて本を買って電車に乗る。電車は意外と空いていて、涼しい。
  1. 2010/08/22(日) 14:30:34|
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る、と

  お弁当を買って帰る。途中で飲み物を買おうと思ったけれどなんとなく買わずに帰った。別にこれが後で伏線になって飯島は喉が渇いて困る、ということはない。ただ買わなかっただけだ。そして私は弁当のみを買って帰ったのでした。スタミナ弁当を。スタミナを。最近の私はひところの私と違ってスタミナが足りなくて困るということは無いのだけれど、もしかしたら足りなくなるかもしれない。人間はどうにもスタミナ切れを過度に恐れるところがあるからな。私も人間の一人として切らさないようにしなければならない。そもそも「スタミナ」というのが何かはわからないのだけれど、ともかくなくなったら大変なんでしょう?魂とか、心とか、そういうものなんでしょう?ま、正直どれもなくなっても困らなそうだけど。ひひひ。私に魂や心があったとお思いか?人間の機能としてはあるかもしれないが、ま、ないよ、そういうものは。私の「中」にはない。心臓を取り出しても「鼓動」は見えないからね。そんな私がスタミナを取り入れてそれからパソポンの前に戻って悩む。悩むことが多いというのは怠惰の表れなのかもしれない。「撮りゃあいいんだよ!」そんな風に言われるかもしれない。言われたからどうだというのだ。私はそういうタイプの写真家じゃあない。うーむ。新作の構想がまとまらない。走り出すと走り過ぎるのが私のダメな点だ。ちゃんと着地点を考えてから走りださなければ。買ってきたミラーボールにカツラをかぶせて遊んでいる暇は無い。あはは。暇は無いらしい。ふふふ。
  1. 2010/08/21(土) 20:51:19|
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ぜかイン

  iPhoneを買おう。実は今まで三度買おうと思ったのだけれど、毎回神の見えざる手が働いて買えないでいた。今度こそは!ということで目黒のソフトバンクショップに行ってみるとどういうわけかお店が白い布で覆われている。もしや、と思って近づいてみると改装中なのか潰れたのか店は跡かたも無かった。そしてなぜかインド人が大量にその何も無い空間を見つめていた。でもまぁ、そんなこともあるだろう。生き馬の目を抜く東京のことである。この程度のことで「また神の見えざる手が!」と叫んでいたら飯島の人生はやっていけない。人生が思い通りに行かないことなどいくらだってある。そのような事態において一々嘆くか、毅然とした態度をとるか、笑い飛ばすか、反応が大事なのである。というわけで私は目黒の隣、恵比寿店に行くことにした。歩いていく。途中で昼飯を使うためにイタリア料理屋に入った。そこで「茄子とタコとカイワレのトマトスパゲッティーニ」というランチパスタがうまそうだったのだ。茄子は私の好物だし、タコもまた憎からず思っている。カイワレは店によって当たり外れが大きいので気持ちが安定していない。ともあれ茄子とタコがいれば問題ないだろう。というわけで食べた。食べながらなるほどな。なるほどな。と思いながら。茄子は良し、タコも良し、カイワレも全くもって問題なし。でもね。でもね。トマトよ。おお、トマトよ。べしゃべしゃ。トマト系のパスタをラブしていてたまに「トマ♥ラブ」とかいうTシャツを着ている(着ていない)私にはちょっとこのトマトソースはいただけない。でもサラドとかデザートとかドリンクとか諸々ついていたのでまぁ良いのことにした。そして食べ終えたらiPhoneだ。ソフトバンク恵比寿店に入ると品切れだった。しょうがない。予約するか。と、説明を聞くのだが店員がやたら早口で何を言っているのかわかならい。しかも契約書の説明をするのに一々指を中指一本でさすのだ。アメリカで言う「F」サインであり、人をバカにする最悪の形である。私は日本人なのでそこまで頭に来ないけれど長く過ごした地での不愉快なサインをずっと見続けていると徐々にイライラしてくる。イライラのところに早口なので説明はまるで頭に入らない。最後に予約のために本人確認書類を出せと言われ、保険証を出したらば保険証の他に公共料金の支払い証明も出せと言う。そんなもん持っていない。一体どこの大人が公共料金の支払い証明を持って歩いていると言うのだ。だが住民基本台帳カードなら持っている。これは国が私の身分を証明し、自宅で納税もできる優れものだ。これなら免許証以上の身の保証となろう、と思ったのに全然受けつけない。国が私を認め、住所を認めているのにソフトバンクは私という存在を認めない。そんなものより電気代をよこせというのだ。ないよ!そんなもん持ち歩かないよ!というわけで結局予約もできなかった。流石に四回買おうとして買えないというのは何者かの作為を感じる。感じるがしかし、この程度で諦める私では無い。ケーキ屋に行こうと迷ってしまい、4回失敗したこともある。「どんなバカなアメリカ人でも1回落ちれば誰でも受かる」と言われたアメリカの運転免許に私は7回落ちた。それでも私は5回目でケーキ屋にたどり着いたし、8回目で免許も取得したのだ。たかだか数回の失敗で「失敗!」などとは片腹痛い。あと3,4回は失敗して、それから手に入れてやろうじゃないか。待ってろよ!アイフォーン!
  1. 2010/08/21(土) 13:58:12|
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ず赦し

  久しぶりに夜が涼しかったので少し先の駅で降りて洋食を食べる。「グリルセット」というものを頼んだら「ポークソテー、ハンバーグ、グリルドチキン」というとんでもない高カロリーヌ三銃士が出て来てぐんぐん私を責め立てる。でもいいの。おいしいの。ポークソテーはソテーっとしていていい感じだし、ハンバーグは素晴らしいバーグ感だし、グリルドチキンは流石にグリルドだったから全部許した。私は慈悲深い。例え子羊達が赦しを請わなくても勝手に赦す。つまり私は無暗に傲慢なのだ。赦す!赦す赦す!全員並べ!一人残らず赦してやる!というわけで食べ終えて家路につく。夜の目黒通りを歩いていると見慣れない人が多くいる。と言っても私は目黒区民全員の顔を見知っているわけではない。警官が多いのだ。制服の警官もいれば私服もいる。制服は主に信号機のところにいて、私服は路地や横断歩道のふもとにいる。更になんだろう、ヘリも飛んでいるじゃないか。一体何が起こるのか。もしや陛下がいらしているのだろうか?国賓がやってきているのだろうか?はたまた目黒が閉鎖されて区内全域が巨大な生物実験場にされてしまうのか!?やだ!怖い!そうだ、こんな時こそインターネットの力だ。携帯電話を取りだして「今、目黒通りで何が起こっているの?」質問をしてみると「狙われているのはあなたです!」と言うではないか!やだやだ!どうしてこうなった!国家権力が私に!怖い!今日は眠れないかもしれない!でも明日は土曜で仕事が休みなので少し助かった。寝坊しても怒られない。お昼はどこに食べに出ようか。
  1. 2010/08/20(金) 22:22:58|
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概に「好

  社員食堂で今日はちゃんぽんが一押しらしくそこら中に張り紙がしてあった。先々週ぐらいからしてあった。だから私の気分も「そこまで推されるのなら・・・」とほとんどちゃんぽんになびきかけていたのだけれど、念のため食堂に入る前にサンプルを眺めてみたら私の心はぐらりと傾いた。「牛肉と厚揚げ炒め、ハルマキ付き」というのがあったのだ。パッと見は茶色かった。薄茶色から濃い茶色までグラデーションこそ備えているものの、全くもって茶色いと私は一目見て思った。だがその中でも蠱惑的な輝きを帯びていたのが「ハルマキ」である。あまり知られていない事実なのだが、私はハルマキが好きなのだ。それも贅沢を言うならベトナムはるまき。生ではない、揚げてあるベトナムはるまきが好きなのだ。でも中華ハルマキも決して嫌いじゃない。好きだ。ただ、中華ハルマキは中身にばらつきがあって一概に「好物!」とは言えない。たまにギュンギュンに熱くて中からどろどろしたとろみ汁みたいなものが出ることものと出合うが、あの手合いは少し苦手だ。中華ならあまりやる気を感じ無いぐらいが丁度いい。だから社員食堂のハルマキみたいなものは丁度いい。というわけでちゃんぽんは止めて「牛肉と厚揚げ炒め、ハルマキ付き」を食べる。ハルマキのためだけに。牛肉はなんだか「これでもか!」というぐらいに硬く筋張っていたので顎の鍛錬として諦め、いそいそとハルマキを食べる。うんうん、これこれ。パリッとしていて中の具はなんだかわからない。主張がもやもやしているぐらいが素晴らしい。でもなんだかこのサイドディッシュとしてのハルマキだけでは足りない気分だ。もっとハルマキ定食みたいなものが食べたい。でもそういうハルマキメインの定食だとたいていハルマキからどろっとした汁が出るので私は閉口する。そしてこの日記を見た人が「そうか!飯島さんは春巻き欲しがってる!」と近所の総菜屋で適当なハルマキを買ってうちにやってくるとなんだか私はもやっとする。実はね。私は「好きなものはなるべく食べない」という変わった趣向があるのですよ。だから私は放っとくと「苦手なもの」や「そんなに好きではないもの」ばっかり食べてしまう。だって「好き」なものに先は無いもの。「好き」という感情は「好き以上」に成長しないもの。「大好きになるよ!」とかそんなことは聞いてない。でも「そんなに好きではないもの」は好きになる可能性があるじゃないか。伸びるかもしれないじゃないか。だからついつい食べてしまう。結果として私の人生損ばかりである。好きなもんばっかり喰えや良かったと思うかもしれない。いいや、私は思わないね。いつも「次」に期待して伸びゆく世界に挑戦しているね。いずれ私は死ぬだろう。でもきっとわくわくしながら死ぬだろう。死ぬってどんな感じなのか。ああ、今から楽しみで仕方が無い。
  1. 2010/08/20(金) 13:02:24|
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ニュー

  帰りしなに大福を貰ったので食べながら帰った。だからあまり腹が減っていないし、カロリーヌ低めのものを選んで晩飯にしよう。そう思って近所の弁当屋でメニュールを見上げてみるとううむ、ほとんど揚げものだ。揚げていないものも無いではないが、鶏の照り焼きとか焼き肉とかそれはそれでそれっぽい。カロリーヌ高そうだ。そこで悩んだ挙句に頼みましたのはコロッケと串カツ弁当である。揚げじゃん。でもまぁ、コロッケの中身はじゃが芋とはいえ野菜だし、ここの串カツは「カツ」と自称しているもののほとんどタマネギ揚げである。だからまぁ、いいでしょう。いいんじゃないの?最悪私の身体だしさ。というわけで食べていました。途中から揚げ物ではなく、付属の漬物でご飯を食べていた。漬物とご飯という組み合わせはなんて贅沢なんでしょう。一人暮らしだと意外とやりにくい組み合わせなのです。なんとなくちゃんとおかずを用意してしまう。しかし今日はなんだか食べすぎてしまったな。明日から控えよう。と考えながらもらいもののきびだんごを食べる。私がお盆の里帰りの時にお土産コーディネートをしたお礼に貰ったのだ。なんといっても都内のスイーツのことで私の右に出るものはいないのだ。あーあ。昨日食べそびれたかき氷、週末に改めて食べに出ようかな。
  1. 2010/08/19(木) 21:47:13|
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堂のババ

  明太子パスタとイチゴババロアを社員食堂で食べる。どちらも赤いものである。というかイチゴババロア。珍しくも飯島が社員食堂でデザートを食べているのだ。普段はコンビニスイーツだって滅多に食べず、愛食しているスイーツはどこそこの名パティシエが作ったスペシャリテとかなんとかのしゃらくさいものばかりである。その飯島が社員食堂でイチゴババロア!そうか、昨日のカル会日記十周年を祝っているのだな!したり顔で語る事情通。だがノーノー。私は別にそんなもんを祝わないし、祝うとしたら社員食堂のババロアなんかで祝わない。イチゴババロアは私の同僚オススメの一品なのだ。それも「おいしいから」ではなく、「おいしくはないけど一度食べてみる価値はあります」という奥歯にものの挟まったような勧め方をする一品なのだ。そこでどうかと食べてみたが、なるほど一度は食べておくべき味だった。今はもう遠くなった昭和の味がした。合成着色料とウソ臭い香料で出来た偽イチゴ。昭和のお母さんが作ってくれるわけのわからないピンク色のプリン状の何か。そう、「ババロア」と名前がついていたのにババロアですらなかったのだ。ぷよぷよしたピンクの柔らかい何か。それにカラフルなチョコとイチゴジャムが乗っていた。どちらも邪魔である。しかし何もなければ何もないままにまずい。懐かしいまずさの上にノスタルジックなまずさが同居している。なるほどひどいもんだ。でも食べて良かった。色々と昔を思い出した。幼少期にこんなものを食べた記憶は無いはずなのに、昭和生まれのDNAが少し元気になった気がした。そうそう、明太子パスタはいつものようにまずかった。普通普通。食べ終えてオヒスに戻って同僚に報告すると同僚も嬉しそうにしていた。そして自分も昼に出てババロアを食べて戻ってきた。「懐かしいまずさですね~」そうです。我らはボーン・イン・ショウワ。
  1. 2010/08/19(木) 14:17:35|
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う?そ

  今日が記念すべきカル会日記、公開十周年でございます。だからこんなに日記をラッシュで更新したのか。違うけど。普通に突然の休日で舞い上がって色々やったら日記が一つにおさまりきれなくてたくさんにはみ出てしまったのです。そのはみ出分を切り落とすともったいないから全部公開してしまうのが飯島の流儀。いつもサービス過剰でわけがわからないところまで気を使って結果として誰のニーズにもあわない怪物を作り出してしまう。そういう視点で観ると私の意味不明な写真もなんだかつながってくるでしょう?そして今日が十年目なのです。丸十年を境にしてもうぱったりとこの日記を止めてしまおうか。文章は止めて写真を毎日一枚だけ公開していこうか。「芸術家として、このサイトを使ってどんな表現が出来るだろう?」色んなことを考えました。反社会的な行為から私の自意識を取り去って皆の写真アイデアを一つ一つ実現してくサイトへの全面改装まで。でも結局、私は今まで通り日記を書き続けることにいたしました。正直な話をしましょう。今日から先はロスタイム。今日から先は、私がこのサイトに関して完全に自由です。これからは日記の更新は義務ではなく、私一人の遊び場としてカル会を完結させていきます。そんな独りよがりで自分勝手なウェブサイトですが、どうぞ読者の皆さま。これからもよろしくお願いいたします。

(カル会をのぞく時、カル会もまたこちらをのぞいているのだ。- ゲーテ)
  1. 2010/08/18(水) 22:11:30|
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く今入

  新宿でグラン・ブルー(完全版)を観てきた。本当は土曜か日曜に観るつもりだったのだけれどかき氷を食べられなかった私の心が暴走を始めたようで、とにかく今入っていてすぐに完遂できる予定は全部こなさなければ勘弁ならん!という気持ちになってしまったのだ。本当は人と一緒に観ようと思っていたのにそれも無視。一人で観た。思いついたことを即座にこなす抜群の行動力をキープしておくために他人との協調性を犠牲にする。ダメな人間である。そのダメなところに誇りを持ってしまっているのがいけない。こうやって日記を書いていても全く改める風も無い。本心のところで「いいぞ!このまま!いけいけどんどん!」と思っているのだ。思っていながら、こう、「ダメ人間なんです」みたいなやらしいことを書く。はは。笑われて当然である。ともあれグラン・ブルーは良い映画だった。正直完全版になったせいか上映時間が3時間もあり、途中で中がどぅるんどぅるんにたるんでしまったけれどあのラストは何物にも代えがたい。それにたるんでいるとはいえ中盤は若き日のジャン・レノ演じる「エンゾ」があまりにチャーミングなのでほほえましく観ていられる。観終えて私はうどんを食べる。讃岐うどんの店で、日本に帰国した時から贔屓にしているのだけれど久々に食べるとなんだか手抜きが目立って味が落ちてしまっていた。人は成長もするが堕落もする。私はどうだろう。適度に成長して適度に堕落しているだろうか。堕落の方が勝ってやいないか?写真の出来が良くなるのならどれだけ堕落したって構わないが死んでしまうような堕落は避けなければならない。映画の後にTシャツを買った。マイメロディーというキティちゃんの友達がプリントしてあるやたらキュートなTシャツだ。チラッと観た時に「男物でこんな柄、一体誰が着こなせるのだろう?」と思った瞬間「じゃあお前が着こなしてみろよ。」という天の声を聞いた。試されている!飯島、試されている!すぐに購入してすぐに後悔した。なんという早まったことをしてしまったのだろう。
  1. 2010/08/18(水) 21:53:25|
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ちー!つ

  かき氷を食べに目白に来た。連日のこの暑さである。土日にかき氷を食べようとすると長蛇の列が予想されるのでこういうものは今日みたいな平日休みに食べなくてはならない。とはいえ実は今日はアイスづいてしまっているので既に二個、アイスを食べている。ギャラリーでチューペット(アイス菓子)を出され、ランチのから揚げ定食はデザートに苺アイスがついていた。そしてこれから氷である。冷菓、アイス、氷。言葉は少しずつ変わっているが基本的には同じものである。だがここはポゼテブにとらえよう。普段、あまりアイスを食べない私が立て続けにアイスを食べたのだ。今の私には確固たるアイスの評価軸が出来あがっているはずだ。いつもの飯島では「おいちー!つべたい!」で終わってしまうところが「チューペットに比べるとどこそこがどうこうで、先ほどの苺アイスからすれば香りの面でなになに」と偉そうでもったいぶった解釈が出来るのではないか。そう思ってやってきてみたらアレである。休みである。盆休みである。糞ったれである。だがな、そんなこたぁ私の想像の範疇なのだ。この時期だもの、盆休みだって無いわけじゃない。そこで調べておいたやはり目白のクレープリー(クレープ専門店)に行ってみるとどうだろう。そこも盆休みだった。徐々に煮詰まってきた。「なんでこの時期にご先祖様が帰ってくるのだ!」と理不尽な怒りが高まってきた。でもしかし、私の前に一軒の救い神様が。キャッフェが開いていた。それも普通の喫茶店ではなく「ケーキに自信があるらしいキャッフェ」だ。なぜならキャッフェの看板にケーキ教室の案内もあったからさ!まさかケーキ作りがド下手糞なおっちゃんの店員が「僕もケーキ作りはすごく苦手なんですが、みんなで一緒にうまくなっていければいいなって思ってます!」とか言ってひたすらクックパッドでダウンロードしたレシピを片手に失敗しながら作っているとは思えない。元から結構自信があるから教室を開いているはずだ。そうだと信じたい。というわけでするりと入店。私はフラン(プリン)のケーキを食べた。プリン・ア・ラ・モードを地味にしたよなケーキである。味はね、うんうん、なるほどね。結構いいね、感心するね。という味だったのだけれど気になった点が無いではない。やけにフランが生ぬるかったのだ。添え物のフルーツもぬるかったのだ。そりゃ出来たてのフランは熱々だけれど、このぬるさはなんだろう。疑問に思いながら食べていたのでよく味わえなかった。本当に食べたかったのはかき氷だった、という部分でもえらいハンデを背負っているのであまり強く責めることはできないが、やっぱり少し冷えていて欲しかった。わがままです。ただの飯島のわがままです。でもね、こたえて。私のわがまま。ねぇ、おねがい。こたえて。こたえて。ひやして。ひやして。
  1. 2010/08/18(水) 16:29:08|
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ノデラユ

  東京都写真美術館でオノデラユキさんの展示を観る。思ったよりも難解だった。案内文をきっちり読み、資料がなければなんのことやらさっぱりわからない。しかしここまで責めた展示を東京都写真美術館がやってくれるのだから大したものだ。いつまでもブレッソンと木村伊兵衛ばっかり引きずっていては日本の写真は一歩も前に進めない。ただ、今日は期せずして「老人デー」だったようで私以外はご老体ばかりである。そして日本のご老体はキャメラを趣味にしている人が多いけれど、大概はそのキャメラで現代美術やコンセプチュアルアート作品を作るのではなく花やら孫やら、私から見るとしょうもないものばかり撮って喜んでいる。それがオノデラユキさんの「ボルタンスキーが大量死の象徴とした古着を一点ずつ窓辺で撮ったポートレイト」やら「既存イメージの断片をフォトモンタージュで埋め込み、逆光で生みだしたさまざまな人間のシルエット」など喜ぶどころか作品をとらえることすら難しい。私だって理解するのは大変なのだ。現役の現代美術家でもある私でも。それを「老人デー」だからとやってきた人々に見せたところで困惑しか浮かばない。お爺様方は全員が全員判で押したようにあいまいな表情で全てをするっと観るだけ観て出ていく。誰も立ち止まって凝視しない。彼らをバカにするつもりはないが、どうにも相性が悪いようだ。それでもこの展示はやっぱり価値ある展示である。世界の第一線で活躍する彼女の写真は国内の理解うんぬんをぶっ飛ばして大きな美術館で展示せねばならないのだ。そしてコンテンポラリーアートとしての写真を啓蒙せねばならない!ならないのであーる!ふんふん!なんだか興奮してきたぞ。暑くなってきたぞ。ちょっと目白に行ってかき氷を食べて来よう。
  1. 2010/08/18(水) 14:08:44|
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