用あって有楽町。実は渋谷・新宿でも間に合う用件だったのだけれどそこは飯島、大人の街ザギンのすぐ近くである有楽町がお好みなのだ。というか渋谷・新宿にはろくな飯屋がなく、行く度に餓死しそうになってしまう。だが有楽町ならばそんなことはない。よしんば有楽町で食べ物に困っても近くにお銀座様があるので安心だ。懐に余裕が無いと殺されるかもしれないが路銀がある限りは安心だ。大人の街は便利だが怖い。というわけでまずは昼飯である。昨日、何かの拍子に知ったお茶漬け専門店へ足を向ける。私は割りとお茶漬けが好きな人で通っているのだが、そうはいっても酒の締めに食べる程度で実はお茶漬けメインの食事というのはしたことがない。だがこの店はお茶漬けのためのお茶漬け専門店でありそれ以外のチョイスが無い。昼だろうが夜だろうが食べられるのはお茶漬けのみというハードコア。ヘディングしかしないサッカー選手のようなものか。違うか。どっちでもいいか。サッカーは詳しくない。とにかくお茶漬けを食べた。メインでいきなりお茶漬けだ。おかずとして豚のしょうが焼きもついてきたのだけれど正直言ってそれはいらなかったかもしれん。飯と「油味噌」と「ゆかりしそしらす」があれば何もいらない。それらがなくなってもサービスで無料になっているワサビがあればダシ汁だけで何杯でも行ける。店に入ったのが11時過ぎで少し早い時間帯ということもあり、「軽く行っとくかな」という心持ちだったのにガッツリ茶碗二杯の飯である。味としては冷静になるとたいしたことはないのかもしれないが冷静になれない類の食事なのでとにかくずっとサラサラしていた。まさに春の小川、文学的に言えばオフィーリア状態(ハムレットより)。気がつけば満腹していたので店を出る。そして写真の必要機材やらを購入し、新しい財布を買いに行く。行った先はまさかの休業。コレだから全く大人の街は余裕を見せてくれやがるぜ。むしろ財布を買いに有楽町に来たのに飯島軽くショック。北海道から帰ってきたばかりなのに北海道のアンテナショップに入り、生キャラメルを買おうとしたが流石に色々間違っているような気になったので帰ることにした。
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- 2008/08/19(火) 11:33:26|
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