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ザギンでフレンチを食べる。正直、私は大いに気おくれしていた。なにせザギンである。しかもフレンチである。けつの毛まで抜かれて「目黒のド庶民風情がっ!中央区に来るなんて百年早いっ!」と全裸にされてその辺に捨てられるんじゃないか。おびえてガタガタ震えていたのだけれどそこは人が来て便宜を図ってくれた。なんと予約まで取ってくれた。エライものである。ありがたいことである。ぼんくらで真昼に提灯を灯して生きているような私のところへフレンチの予約を取り付けてくれる人が。ああ、お釈迦様ではあるまいか。そして私はそこへのこのこついていってうまい飯を喰う。白身魚のカルパッチョ、三種のトマトのパスタ、牛ランプのステーキ、デザート、コーフィー、そしてアルコール飲み放題。ひえー。これでおいしいのだからたまらないよ。何がたまらないってもう、ええと、何もかも。食べながら私は興奮して千利休のことを説明していたりしていた。日本人が誇る超ド級の美意識の持ち主であり、美の変革を矢継ぎ早に行ったのに美術史からは無視されている大偉人のことを。途中で泣きそうになってしまった。どうして利休先生を!利休先生が!もちろん私は文書の上でしか千利休のことは知らない。けれど私は千利休とその弟子古田織部が大好きなのだ。あの二人の作り上げた美意識の高さ、変革にかける意志の強さと結果、とんでもないことです。素晴らしいことです。私もあんな芸術家になりたいものだ。気がつけばよろよろと家路についていた。家についたらお茶を飲む。明日の撮影のためになるべく早く眠らなくてはいけないとは思っているものの、この日記を書くためにパソポンの前にいる。
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- 2010/08/14(土) 23:57:02|
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| コメント:2
ま!やはーり。
かくいう私もお釈迦様の生まれ変わりなんですけどね!
だから私お布施をしていただいても結構。
ということでお布施がお布施を相殺してただの感謝になりました。
どうもどうも。ありがとうございます。
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- 2010/08/17(火) 18:43:10 |
- モチウナギ #-
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