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焼肉定食を食べる。昼である。今、私が働いているところは社食が無い。前よりもかなりおいしいものを食べることが出来るのだが、しかし、全体に高くつくようになってしまった。そんな人たちのために弁当売りが出てきているので安く済まそうと思えば済ませることが出来るのだが、その前に私はやることがある。まずは付近の店をすべて入ってみなければならない。全部入った上でのコストパフォーマンスだ。そのうちの一軒として中華料理屋に入った。この店は正直、店構えの小汚さからすると値段が張りすぎな感じがしたのだが、そうはいっても生き馬の目を抜くこの大東京のオヒス街で生き抜いているのだ。値段相応以上の実力が無ければやってはいけまいよ。で、焼肉定食である。食べてみた。牛の肉だな。大き目の肉塊を口に入れて噛み千切る。噛み千切ろうとした。全然噛み切れない。ぐっ、ぐっ、と引っ張るが強い。素手でつかめばなんとかなろうが、箸では滑ってとても無理だ。悩んだね。ここは素手でいくべきかと。私の中の縄文マインドならやってやれないことはない。しかし私の中の縄文性はすでに2600年前に弥生文明の前に敗北していたので結局素手は出さずに肉を口の中に押し込む。口の中が肉で一杯、食べづらくてしょうがない。これが文明か・・・。ああ、懐かしき縄文の風・・・。最初から最後までこんな感じだった。味付けとかは別に悪くないのだけれど色々と雑だったのだ。そして雑なら雑な値段であればよかったのに結構いい値段だったのが残念だ。ここはもう世話にはならんだろう。そして私は店を出る。明日になったらまた別の店に入る。私の好物は「食べたことが無いもの」。生きている限り旅は続く。
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- 2012/03/22(木) 20:08:41|
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