前述の父君様と友人の子である友人と話の流れでパチンポンに行く。私にとって実は生まれて初めてのパチンポンである。何か玉が上下して結果、台の下から玉がたくさん出てくる。という曖昧なイメージしか持っていなかったのだが、やってみてもよくわからないままに終わってしまった。全員、三千円だけやろう。とスタートしたのだけれどまず最初の千円で友人の子である友人が箱一杯に玉を出した。その後、間髪を置かずして父君も「確立変動」とかいうのが始まって玉がゴスゴス出てきた。私は、というと隣りで最初のフィーバーが始まった数分後に三千円を使い果たして友人の子である友人から玉を恵まれてやっぱりすぐに使い果たしていた。かと言って私は別に悔しくない。生まれてこの方ギャンブルには勝った事がわたくしとしては至極順当な結果なのである。隣りで玉をゴロゴロ出しているのが夢まぼろしにしか見えない。全裸でハーレーにまたがってアメリカ横断を頭に描く方がまだ現実感がある。しばらく隣りの台を眺めてボーっとしてから彼らが換金する様を見て、そして私は家に帰る。ギャンブルに負けても三千円なので帰る家はある。
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- 2007/05/28(月) 01:08:21|
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