階下の住民に悩まされているようだ。というのも私は記憶が無い。朝起きると部屋のドアがへこんでいてガラスがはめ込まれたテーブルが粉砕されいてパソコンラックは斜めにかしぎイスが遠くに落ちていて刀が鞘から抜けていた。確か、泥棒が入ってきて格闘したのではないはずだ。日曜日の午前四時にいきなり階下から大音量でテレビの音が聞こえてきてカッとなって暴れたような気がする。原因は階下の住民で齢90を超えた腰の低い老人だ。この爺、性格が悪いわけではないのだが耳が遠い。そして物覚えが異常に悪い。だから三日に一回は早朝というよりも深夜と言っても過言ではない午前四時とか五時とかに大音量でテレビを見る。注意した回数は20回以上なのだが、私の顔すら毎回忘れる始末でしかも「早朝にテレビの音が大きすぎる」という至極簡単なことが理解できないことも多々ある。どうやって一人暮らしをしているのかわからないがとりあえずどれだけ怒られても意に介さぬ風は幸せそうと言えば幸せそうだ。ただ、階上の私はそうとは言えない。元々10年間楽器を吹いて暮らしていて常人よりも耳ができているところへ階下から大音量では夜も眠れるはずもない。ついにぶちきれて家具を破壊してしまったようだ。左手が血まみれだ。ガラステーブルを割った後に素手で片付けようとしたのかもしれぬ。勢い余って地上11階の自室の窓から飛び出さないように気をつけよう。
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- 2007/06/24(日) 08:41:38|
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